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貸し株サービスで注意したいリスク

最近、一部のネット証券で提供されている第三のインカムゲインともいわれる貸し株サービスについてですが、このサービスを利用する上で把握しておいた方がよいリスクについて解説していきます。貸し株サービス自体にリスクはないのですが、利用する会社の信用リスクが絡んでくるのです。

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貸し株サービスのリスクとは

貸し株サービスとは「貸し株サービス(ネット証券のサービス)」にあるように配当金や株主優待に続く収益として貸し株料というインカムゲイン(金利収入)を得られるのがメリットです。

「一方のリスクとしては、万が一貸株を行っている証券会社が破綻した場合、貸し株として貸し立ている株式がかえってこないというリスクがあります。貸株サービスは、株式を預ける証券会社に所有権が移転します。その間は株式の分別管理の対象から外れてしまいますので、万が一、貸し株をしている証券会社が破綻した場合は保護の対象外となってしまいます。」

上の説明はどういうことかというというと、普通の株式の場合、証券会社に預けている株式は「分別管理」という方法で、証券会社の資産とは別口に管理されています。要するに預けてはいても名義は証券会社のものではなく投資家のものなのです。

 

一方で、貸し株サービスを使用する場合には、この名義をいったん証券会社に書き換える必要があります。その上で、貸し株として株を預かった証券会社が自社の取引先などに株券を貸してしまうのです。
そのため、貸し株をしている間は分別管理による保護の対象外となってしまうのです。

 

貸株はすぐに解消できるので不安になったら戻せばいい

ただし、いったん貸し株サービスを終了させればまた元通りの分別管理の対象となって保護の対象となります。また、あくまでも名義上証券会社の名義となるだけで、権利を放棄しているわけではありません。仮に証券会社の経営状況が悪化した場合でも、証券会社には返済義務は当然あります。

上手に使えば、貸株サービスはかなり便利なサービスだと思います。私も個人的には保有する株式について貸株しています。

2012年1月現在では「SBI証券」「auカブコム証券」「マネックス証券」が貸株サービスを提供していますが、それぞれの会社は決して弱小という会社ではないので、そこまで不安視する必要は無いかもしれません。

 

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