
ネット証券コラム
信用取引ならハイブリッド預金
2011年02月15日
信用取引口座をお持ちの方は、証券会社に預けている資金が従来のMRFではなく「預かり金」というものになっていることをご存知でしょうか?MRFは証券会社における預金のようなものですが、公社債投資信託という投資信託に該当するため、信用取引口座では「証拠金」にできません。そのため、信用取引口座を開設したら、金利(分配金)がゼロの預かり金という形なるのです。
こうなると投資準備資金がまるまる利息をうまない資金となり非効率です。しかし、SBI証券+住信SBIネット銀行の「ハイブリッド預金」を活用すればこの問題は解決します!
ネット証券比較ランキング.com
ハイブリッド預金で預かり金も運用にまわせる!
ハイブリッド預金というのは「住信SBIネット銀行」というSBI証券と同じグループの銀行が提供している預金です。
その性質は銀行預金としても使えるし、SBI証券での投資資金としても使えるというのがウリです。もちろん、ハイブリッド預金には金利もつきます。「ネットバンク金利比較」を見てもらうと分かりますがかなりの高金利です。
そして、このハイブリッド預金の最大の特徴は、「信用取引の証拠金としても使える」という点です。もちろん、証拠金とされている間はハイブリッド預金からSBI証券の預かりとなるわけで、証拠金になっている部分に金利は付かなくなりますが、証拠金として拘束されていない間(ポジションを持っていない状態や解消した後)は再びハイブリッド預金として口座に戻されますので、預金としてしっかりと金利が付きます。
普通のネット証券・証券会社の場合、信用取引のために預けている資金は投資している間も投資していない間も金利が付かない「預かり金」にしかなりませんがSBI証券+ハイブリッド預金なら、投資していない間は預金としての金利が付きますので効率的な運用ができます。
参考:ハイブリッド預金とは
追記)2012年11月現在、ハイブリッド預金と同じように、預金兼投資資金として運用可能な証券会社と銀行の組み合わせは下記のようになっています。
SBI証券+住信SBIネット銀行
楽天証券+楽天銀行
大和証券+大和ネクスト銀行
コラム記事バックナンバー一覧
- ほどほどの資産運用を目指すならインデックスファンド投資がおすすめ(14年8月8日)
- 投資において「手数料」は100%確実に起こる利益減少要因と知る(14年5月9日)
- PTS取引市場が活性化。取引額は東証一部の約6%を占めるまでに拡大(13年4月3日)
- ネット証券主催の投資信託セミナーに個人投資家が集まる(13年3月22日)
- ネット証券に口座を開く若者が急増、スマホによる取引も拡大(13年3月20日)
- ネット証券の取引が活発化、2013年1月の売買代金86%も増加(13年3月2日)
- 2013年1月より信用取引の規制が緩和、回転売買がしやすく(12年12月10日)
- ネット証券の口座数が700万口座近くに(12年11月20日)
- 子供と一緒に始める株式投資(12年11月14日)
- 信用取引ならハイブリッド預金(11年2月15日)
- 貸し株サービスで注意したいリスク(10年6月9日)
- 若いうちに資産運用を始めるメリットとは(10年5月12日)
- 社会人になったのなら証券口座を持とう(10年5月6日)
- 信用取引の委託証拠金には住信SBIネット銀行のハイブリッド預金を使う(10年04月15日)
- 信用取引でネット証券を選ぶときは金利コストを見る(10年04月02日)
- ネット証券の即時入金サービスを活用しよう(10年01月11日)
- PTS(夜間取引)の抱える課題(09年11月24日)
株式投資は初めてという方に特におすすめ。小額投資におすすめの「ネオモバ」
月額取引50万円までは実質負担20円の手数料で株取引が可能。Tポイントを使って投資もできる。
>>SBIネオモバイル証券詳細情報
ネット証券に関する口コミ・評判を大募集
当サイトでは、ネット証券・証券会社に対する口コミ情報を募集しております。
実際に証券会社を利用されて見て、良かったと思う点、悪かったと思う点など忌憚ないご意見をお寄せ下さい。
あなたの口コミ・評価が他の方の証券会社選びの手助けとなります。