丸三証券・MARUSAN-NETのサービスガイド

丸三証券のMARUSAN-NET|手数料・取扱商品・ツール・投信積立・ファンドラップ

内容改訂:

情報確認日:。現行・旧サービスと各条件の適用時点を区別しています。

丸三証券株式会社の「MARUSAN-NET」は、担当営業員への相談とインターネット取引を組み合わせたサービスです。ネット専業だった旧マルサントレードの料金・特典とは分けて確認しましょう。[2][4][7]

営業員への相談とネット注文を組み合わせる利用場面の概念図
相談とネット注文を組み合わせる利用場面の概念図です。実際の店舗・担当者・取引画面や公式ロゴを再現したものではありません。利用条件や取扱商品は取引経路ごとに確認してください。

旧マルサントレードと現在の丸三証券

会社とサービスの位置づけ
項目内容
法人名丸三証券株式会社[2]
現在のネット取引MARUSAN-NET:相談とネット注文を組み合わせる[7]
旧ネット専業サービスマルサントレード:2022年7月15日終了[4]

マルサントレードは2022年7月15日に終了しました。会社分割の効力発生日は2022年7月19日で、当時の口座は、申し出のあった口座等を除き原則として岡三オンラインへ移管されると告知されました。サービス終了日と会社分割日を区別してください。[4]

2022年の告知では、日銀出資証券・非上場株式・国内外債券・外国株式・外貨建投資信託・外貨MMF・外貨預り金・当時のつみたてNISAなど、移管できない商品は丸三証券で管理するとされました。これは当時の移管方針であり、現在の個別口座の状況を示す一覧ではありません。[4]

MARUSAN-NETの利用には丸三証券の証券総合口座が必要で、取引店へ申し込みます。担当営業員の助言を受ける取引と、インターネット経由の注文で、商品の取扱い・手数料が異なります。[7][11]

基本手数料とMARUSAN-NETの割引

以下は営業員経由の国内株式等の基本手数料(税込)です。同じ取引日の同一銘柄について、買い・売りを別々に合計した売買代金を基準に計算します。通常の最低額は2,750円です。一注文ごとの料金や、全銘柄をまとめる一日定額料金ではありません。[3]

国内株式等の基本手数料(税込・通常最低2,750円)
売買代金の区分割引前の基本手数料
70万円以下約定代金×1.26500%[3]
70万円超~100万円以下約定代金×1.06700%+1,386円[3]
100万円超~300万円以下約定代金×0.86900%+3,366円[3]
300万円超~500万円以下約定代金×0.84150%+4,191円[3]
500万円超~1,000万円以下約定代金×0.69300%+11,616円[3]
1,000万円超~3,000万円以下約定代金×0.56650%+24,266円[3]
3,000万円超~5,000万円以下約定代金×0.25850%+116,666円[3]
5,000万円超~1億円以下約定代金×0.04400%+223,916円[3]
1億円超約定代金×0.00660%+261,316円[3]

MARUSAN-NETでは、基本手数料から特別割引を差し引いた金額の75%が手数料となり、円未満は切り捨てます。丸三トレーディング・丸三株アプリからの注文にも適用されます。少額の現物売却に関する特例は、この割引とは別に扱います。[3][9]

個人の国内株式等には、預かり資産等の会社基準による最大15%の特別割引があります。計算期間が3月1日~8月末日の場合は10月1日~翌年3月末日、9月1日~翌年2月末日の場合は4月1日~9月末日に適用されます。預かり資産は月末残高の平均額等で判定され、法人の条件とは区別されます。[3]

現物株の売却で割引後手数料が売却代金を上回る場合は、売却代金の99.0%を手数料とする特例があります。売却代金が1円なら手数料も1円です。この特例には通常の割引を適用せず、単元未満株式も対象外です。[3]

MARUSAN-NETの口座管理料とマーケット情報・投資情報の提供料は0円と案内されています。これは売買手数料・信用取引費用などを含めた総コストが無料という意味ではありません。[9]

商品・取引経路の違い

公式表はMARUSAN-NETの個人・法人、丸三トレーディング、丸三株アプリ、営業店を分けています。以下の○・〇は取扱い、×はその経路での非取扱いを表します。原表の「-」はそのまま保持しています。スマートフォンでは表を横にスクロールできます。[10]

現物株式:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
東証 / プライム市場○○○○○[10]
東証 / スタンダード市場○○○○○[10]
東証 / グロース市場○○○○○[10]
名証 / プレミア市場○○○○○[10]
名証 / メイン市場○○○○○[10]
名証 / ネクスト市場○○○○○[10]
福証 / 本則市場××××○[10]
福証 / Q-Board××××○[10]
札証 / 本則市場××××○[10]
札証 / アンビシャス××××○[10]
PTS取引・夜間取引×××××[10]
新規公開株の公募(IPO)〇〇××○[10]
既上場株の公募・売出(PO)××××○[10]
制度信用株式:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
東証 / プライム市場○○○○○[10]
東証 / スタンダード市場○○○○○[10]
東証 / グロース市場×××××[10]
名証 / プレミア市場××××○[10]
名証 / メイン市場××××○[10]
名証 / ネクスト市場×××××[10]
福証 / 本則市場×××××[10]
福証 / Q-Board×××××[10]
札証 / 本則市場×××××[10]
札証 / アンビシャス×××××[10]
外国株式:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
東証上場銘柄○○○○○[10]
外国上場銘柄××××○[10]
転換社債型新株予約権付社債:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
東証××××○[10]
名証××××○[10]
投資信託:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
野村 MRF×-××○[10]
ダイワ MRF×-××○[10]
外貨建てMMF××××○[10]
上記以外の投資信託××××○[10]
債券:経路別の取扱い
商品・市場NET個人NET法人丸三トレーディング丸三株アプリ営業店
円貨建て債券××××○[10]
外貨建て債券××××○[10]

国内株式の取扱いにはETF・J-REITを含みますが、一部ETFとETNは対象外です。市場別に取扱いのある株式でも、すべての銘柄が同じ条件で取引できるとは限りません。[10]

制度信用取引の金利

MARUSAN-NETの信用取引は制度信用に限られ、委託保証金は完全前受制です。次の金利・貸株料は2026年8月24日約定分(8月26日受渡分)からの案内です。売方金利が0%でも、売り貸株料などの負担は別にあります。[8][10]

制度信用の金利・貸株料(2026年8月24日約定分から)
費目年率
買方金利2.57%[8]
売方金利0.00%[8]
売り貸株料1.15%[8]

PC・スマホの取引ツール

丸三トレーディングは、MARUSAN-NET利用者向けの無料のPC・タブレット用投資情報ツールで、国内株式の発注もできます。登録銘柄は最大450銘柄(30銘柄×15リスト)で、丸三株アプリと連携します。[14]

丸三株アプリもMARUSAN-NET利用者へ無料で提供され、株式の注文、株価の確認、ニュース閲覧などに対応します。アプリの利用料と取引費用は分けて比較してください。[1]

日経テレコン丸三証券版は、MARUSAN-NET利用者が無料で使える情報サービスです。別途の申し込みは不要と案内されています。[12]

投信NAVIは、投資信託のトータルリターン、受け取った分配金が普通分配金か元本払戻金か、購入後の推移や同じ分類の投信との比較を確認する情報ツールです。取引ツールとは役割を分けて使います。[5]

投信積立の金額と日程

「丸三の投信積立プラン」は、総合口座等を前提に取引本支店へ申込書・銘柄指定書を提出し、会社が承諾する仕組みです。毎回の払込額は1,000円以上・1円単位です。[15]

このプランの払込方法は、指定した銀行口座から三菱UFJファクターを通じて振り替える方法と、指定した1種類のMRFの自動換金です。ここで示す銀行振替はクレジットカード決済を意味しません。[15]

銀行引落日、証券口座への入金日、買付申込日を分けて確認します。以下は規定上の買付申込の予定で、投資信託の約定日・受渡日・売却可能日を同じ日に確定するものではありません。[15]

投信積立の払込みと買付申込
払込方法規定上の日程
銀行振替:引落日原則毎月27日。金融機関休業日は翌営業日[15]
銀行振替:入金・買付申込引落日の7営業日後に入金し、入金日を買付申込日とする[15]
MRF換金:口座への入金原則毎月25日。休業日は翌営業日[15]
MRF換金:買付申込入金日の翌営業日[15]

残高不足などで払込みが3回連続して行われない場合は買付を休止します。運用会社が買付受付を中止・取消した場合は、その翌営業日以降、最初に買付が可能な日に扱う規定があります。[15]

NISAの注文とファンドラップ

丸三証券のNISA約款では、2024年以後の「特定累積投資勘定」と、それと同時に設ける「特定非課税管理勘定」を規定しています。旧NISAの勘定に関する条項も含まれるため、利用する年と口座区分を分けて読みます。[13]

NISA口座で受け入れる買付注文では、その旨を丸三証券へ明示する必要があります。特段の申し出がない場合は特定口座または一般口座での取引となる約款です。特定口座での取引は、その口座を開設している場合に限られます。[13]

丸三ファンドラップはNISA・iDeCoの対象外と案内されています。これはファンドラップ契約についての条件です。費用は投資一任報酬に加え、組入投資信託の信託報酬等も間接的に負担する仕組みです。[6]

ファンドラップの費用・金額・日程

丸三ファンドラップは、国内に居住する個人向けのサービスで、法人と未成年者は対象外です。丸三証券の証券総合口座も必要です。以下の金額・日程はこのファンドラップについての条件で、通常の投信積立やクレジットカード積立とは異なります。[6]

ファンドラップは元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。実質的な外貨建資産については原則として為替ヘッジを行わず、為替変動の影響も受けます。手間を任せられることと、損失がないことは同じではありません。[16]

運用費用は、投資一任報酬、組入投資信託の信託報酬、その他費用を分けて比較します。投資一任報酬の率だけを「全部込み」の費用とすることはできません。手続き手数料が無料でも、保有・運用の費用は別に生じます。[6][16]

ファンドラップの費用は層ごとに確認
費目条件
投資一任報酬税込年率1.10%。原則四半期ごとに計算・支払[16]
組入投信の信託報酬税込年率0.3762〜0.7722%。投信の日々の基準価額に反映[16]
その他費用運用状況で変動。事前の上限額は提示されていない[16]
新規・増額・減額・解約の手続き手続き手数料は無料。上の運用費用とは別[6]

通常の初回契約は500万円以上ですが、契約申込時に1つ以上のゴールへ積立サービスを付ける場合は100万円以上となります。通常のゴールと積立付帯ゴールでも最低額が異なります。[17]

ファンドラップの金額条件
場面金額・条件
通常の初回契約500万円以上・1万円単位[17]
申込時に積立を付帯100万円以上・1万円単位。積立付帯ゴールと毎月積立は1万円以上・1万円単位。積立額変更も1万円以上・1万円単位[17]
通常のゴール50万円以上・1万円単位、最大12個。積立付帯ゴールの例外は上段[17]
増額・ゴール追加既存ゴールの増額は10万円以上、新ゴール追加は50万円以上。各1万円単位[17]
減額(一部解約)ゴールごと10万円以上・1万円単位。申込前営業日評価額から減額後、全体300万円/各ゴール30万円未満は受付不可[17]

運用開始日と、会社で必要な処理を完了する期限は別です。初回の残高不足等で振替できない場合は契約が自動解除となり、一部のゴールだけを先に運用開始することはありません。増額・ゴール追加も、必要な処理と残高が整わなければ実行されません。[17]

ラップの積立では、証券取引口座からラップ口座へ振り替えた金額から投資一任報酬を差し引き、残りの金額で組入投信の買付注文を行います。申込時に積立回数または終了期日を指定し、指定終了期日に終了します。定時定額払戻サービスとは併用できません。[17]

ファンドラップの処理・運用・振替は別イベント
場面原則の日程
初回運用開始契約締結日起算11〜16営業日以内で顧客が指定。開始5営業日前までに会社処理の完了が必要[17]
増額・ゴール追加の開始申込日起算6〜11営業日で指定。開始5営業日前までに会社処理の完了が必要[17]
積立振替と運用開始毎月15日、休業日は翌営業日に証券口座から振替。原則として振替日起算3営業日後(休業日は翌営業日)に運用開始[17]
減額後の口座振替減額申込日起算で原則13営業日目にラップ口座から証券取引口座へ振替。銀行着金の確約ではない[17]
解約制限初回・ゴール追加・増額の運用開始から3か月経過前は原則解約不可[17]
定時定額払戻毎月または隔月の15日。休業日は前営業日。積立とは併用不可[17]

減額には最低額と減額後の残高条件があり、運用を始めてすぐ自由に全解約できる契約ではありません。原則3か月の解約制限は、初回だけでなくゴール追加・増額の運用開始にも関係します。減額後の証券口座への振替日と、銀行口座への着金日は同一ではありません。[17]

定時定額払戻は、運用資産から一定額を定期的に減額する付帯サービスです。毎月または隔月を選べ、払戻額は1万円以上・1万円単位です。15日が休業日の場合は前営業日で、積立振替の「翌営業日」とは逆です。原則として証券口座への振替後、同日に登録金融機関口座へ送金されます。[17]

ファンドラップの運用資産状況はMARUSAN-NETから確認でき、運用報告書は四半期に1回届けられます。照会機能と、契約・解約等の手続きがオンラインで完結するかどうかは分けて確認してください。[6]

公式資料と確認日

公式資料は2026年10月9日(日本時間)に取得・確認。サービス終了や金利の適用日は本文に区別しています。申込前にも公式資料で対象銘柄・契約条件を確認してください。

  1. 丸三証券:丸三株アプリ
  2. 丸三証券:会社概要
  3. 丸三証券:国内株式等の売買手数料
  4. 丸三証券:マルサントレード終了と会社分割のお知らせ(2022年7月19日・PDF)
  5. 丸三証券:投信NAVIでできること
  6. 丸三証券:丸三ファンドラップQ&A
  7. 丸三証券:MARUSAN-NETの案内
  8. 丸三証券:MARUSAN-NET信用取引
  9. 丸三証券:MARUSAN-NETの手数料
  10. 丸三証券:MARUSAN-NET・各ツール・営業店の取扱商品
  11. 丸三証券:MARUSAN-NETご利用ガイド
  12. 丸三証券:日経テレコン丸三証券版
  13. 丸三証券:非課税上場株式等管理・非課税累積投資・特定非課税累積投資に関する約款(PDF)
  14. 丸三証券:丸三トレーディング
  15. 丸三証券:丸三の投信積立プラン取扱規定(PDF)
  16. 丸三証券:ファンドラップのリスク・費用
  17. 丸三証券:ファンドラップのお申込みメモ