
証券会社の選び方
一日定額手数料
1日の取引回数が多い方&小口取引が多い方におすすめの手数料体系。
一日定額手数料とは、取引の回数に関係なく一日に取引をした合計額に対して手数料がかかるタイプの手数料です。たとえば、100万円の取引を10回した場合、100万円×10回=1000万円の取引としてカウントされます。10万円の取引を100回した場合も同様に1000万円の取引とされます。
ボックスレート、定額プラン、アクティブコースなどの名称で呼ばれることもあります。
原則として1回あたりの取引金額が100万円より少なくて、取引回数(取引する1日あたり)が3回以上という投資家の方にオススメの手数料形態です。
1回あたりの取引金額が100万円を超える方、取引する日の取引回数が1回~2回程度という方は「都度売買手数料」の方がお得になる可能性が高いです。
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一日定額手数料はどんな手数料
一日定額手数料は一日の取引金額の総額に対して一定率(一定額)がかかります。多くのネット証券の場合、一定額ごとに手手数料が定められていることが多いです。
たとえば、ある証券会社A社では以下のような手数料テーブルになっています(架空の証券会社です)。
300万円まで:1000円
600万円まで:2000円
900万円まで:3000円
この場合、一日の取引金額の額に応じて手数料がかかります。たとえば、一日の取引総額が350万円の場合は2000円の手数料がかかることになります。ただし、この際、一回あたりの取引金額は関係ありません。極端な話、1万円の取引を350回した場合も、350万円の取引を一回だけした場合も手数料の額は同じです。
なお、一般的に売買都度手数料と一日定額手数料の場合、取引金額だけでみたら、一日定額手数料のほうが割高です。ですから、取引回数が少ない場合は都度手数料のほうが有利になります。
一日定額手数料で証券会社を比較
以下は掲載証券会社の一日定額手数料を比較したものです。すべての手数料体系で安いのがSBIネオトレード証券です。
100万円以下 | 200万円以下 | 400万円以下 | 600万円以下 | |
SBIネオトレード証券 | 600円
|
1,000円
|
1,800円
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2,600円
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GMOクリック証券 | 797円 |
1167円 |
1807円 |
2345円 |
SBI証券 | 762円
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1162円
|
1962円
|
2762円
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楽天証券 | 858円
|
2,000円
|
4,000円
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6,000円
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マネックス証券 | 2,500円
|
2,500円
|
5,000円
|
5,000円
|
松井証券 | 1000円 |
2000円 |
4000円 |
6000円 |
エイチエス証券 | 2500円 |
2500円 |
5000円 |
5000円 |
※手数料はすべて税別表記です。
少額の投資なら一日定額手数料無料の証券会社も
ネット証券の中でも、SBI証券、楽天証券、松井証券の3社は2019年12月より、一日の取引額が50万円以下の場合、手数料が無料となっています。
一日定額の手数料が安い証券会社(ネット証券)を紹介
SBIネオトレード証券現物・信用取引両方とも手数料は安い 2011年開業の新しいネット証券ですが、手数料の安さを武器に次々と口座を増やしているネット証券です。また、新規に口座を開設した場合、開設から約2カ月(40営業日)の間すべての取引手数料が無料となるキャンペーン中です。 一日の取引額300万円の一日定額手数料:1470円 |
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SBI証券売買手数料はネット証券の中でもかなり安い水準の大手ネット証券 総合ネット証券(大手ネット証券)の中では、手数料が安い。売買の都度かかる手数料体系もネット証券の中で最も安い水準を常にキープしています。 取引額300万円の一日定額手数料:1640円 なお、一日定額手数料の内、50万円以下の場合は手数料が無料となっています。 |
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