
ネット証券コラム
ネット証券の取引が活発化、2013年1月の売買代金86%も増加
2013年3月2日
個人投資家による売買が急拡大しています。大手ネット証券による手数料の引き下げ、信用取引規制緩和なども大きく影響しているものと考えられます。2月の取引額の大きさは2006年2月以来の高水準ということです。
ネット証券比較ランキング.com
株高、規制緩和ですすむ株取引高の増加
4、5か月前だと考えられないような株高が進んでいますね。
売買高も急拡大しており、2006年2月以来の高い水準です。2006年のというと、1月のライブドアショック後の混乱が続いている時期ですね。相場全体は崩れつつあった物の、なお取引は多かった時期です。
大手ネット証券6社(楽天証券、マネックス証券、GMOクリック証券、SBI証券、松井証券、auカブコム証券)によると売買代金は20兆円に迫る勢いにまで増加しており、ネット株取引が急増しているということです。
理由は株高も背景にあるかと思いますが、冒頭でも書いた信用取引の規制緩和も大きく影響していることかと思います。
緩和による差金決済などで信用取引の回転がきくようになり、同時に株取引も膨らんだのでしょう。
(具体的な緩和内容は「2013年1月からの信用取引のルール変更についてのまとめ」をご覧ください)
デイトレードを中心とした売買が伸びる中、今後も長期的に堅調な相場を保つには中長期保有を前提とする投資家がどれだけあらわれてくるかが大きいような気がしますね。
コラム記事バックナンバー一覧
- ほどほどの資産運用を目指すならインデックスファンド投資がおすすめ(14年8月8日)
- 投資において「手数料」は100%確実に起こる利益減少要因と知る(14年5月9日)
- PTS取引市場が活性化。取引額は東証一部の約6%を占めるまでに拡大(13年4月3日)
- ネット証券主催の投資信託セミナーに個人投資家が集まる(13年3月22日)
- ネット証券に口座を開く若者が急増、スマホによる取引も拡大(13年3月20日)
- ネット証券の取引が活発化、2013年1月の売買代金86%も増加(13年3月2日)
- 2013年1月より信用取引の規制が緩和、回転売買がしやすく(12年12月10日)
- ネット証券の口座数が700万口座近くに(12年11月20日)
- 子供と一緒に始める株式投資(12年11月14日)
- 信用取引ならハイブリッド預金(11年2月15日)
- 貸し株サービスで注意したいリスク(10年6月9日)
- 若いうちに資産運用を始めるメリットとは(10年5月12日)
- 社会人になったのなら証券口座を持とう(10年5月6日)
- 信用取引の委託証拠金には住信SBIネット銀行のハイブリッド預金を使う(10年04月15日)
- 信用取引でネット証券を選ぶときは金利コストを見る(10年04月02日)
- ネット証券の即時入金サービスを活用しよう(10年01月11日)
- PTS(夜間取引)の抱える課題(09年11月24日)
株式投資は初めてという方に特におすすめ。小額投資におすすめの「ネオモバ」
月額取引50万円までは実質負担20円の手数料で株取引が可能。Tポイントを使って投資もできる。
>>SBIネオモバイル証券詳細情報
ネット証券に関する口コミ・評判を大募集
当サイトでは、ネット証券・証券会社に対する口コミ情報を募集しております。
実際に証券会社を利用されて見て、良かったと思う点、悪かったと思う点など忌憚ないご意見をお寄せ下さい。
あなたの口コミ・評価が他の方の証券会社選びの手助けとなります。