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信用取引のコスト(手数料・金利)
信用取引にかかる取引コストを理解しよう
信用取引にかかるコストは現物株取引と同じように株の売買手数料があります。また、信用取引の場合、お金や株券を証券会社から「借りて」取引をすることになりますので、そのための金利コストが発生します。証券会社を比較するときはその金利コストまで含めて考える必要があります。
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信用取引の売買手数料
信用取引においても現物株取引と同じように手数料が必要になります。ただし、一般的に多くのネット証券では手数料は現物株取引よりも安く設定されていることが多いです。これは、以下で説明する買い方金利や貸株料のような、別の取引収入が証券会社側にあるためです。
そのため、信用取引の手数料自体を「無料」とするようなネット証券もあります。
たとえば「SBIネオトレード証券」などでは300万円以上の取引の場合、売買手数料は無料となっています。
具体的な信用取引売買手数料については「信用取引手数料で証券会社を比較」をご覧ください。
信用取引の金利コスト
信用取引では、信用買い、信用売り(空売り)に対してポジションをもっている期間に応じて金利コストがかかります。
この金利コストは大きく「買い方金利」「貸株料」「逆日歩」の3種類があります。
信用買い |
信用売り |
|
買い方金利 | 2~3%程度 |
なし |
貸株料 | なし |
1%程度 |
逆日歩 | 受け取る |
支払う |
※上記は「制度信用取引」の場合
・買い方金利
買い方金利とは、信用取引において株式を購入する場合、証券会社から資金を借りて取引をすることになるため、その借りている資金に対する金利にあたります。年数%というようなっており、信用取引の買いポジションを決済しない限りかかり続けるコストです。
・貸株料(売り方金利)
貸株料とは、信用取引において株式を空売りする場合、証券会社から株券を借りて取引をすることになるため、その借りている株式に対するレンタル料のようなものです。年率数%という形になります。買い方金利と同様にポジションを決済しない限りかかり続けるコストです。
・逆日歩
逆日歩・品貸料とは、すこし複雑なのですが、空売り投資家がする場合、場合によっては証券会社がその株式を用意できない場合があります。この場合、証券会社(正確には証券金融会社)が大株主などから株券を調達することになりますが、その場合のコストは空売りをしている投資家が支払うことになり、その費用が逆日歩となります。なお、信用取引の買い方は逆に逆日歩相当を受け取ることができます。くわしくは「逆日歩とは」をご覧ください。
馬鹿にできない金利コスト
信用取引において、金利コストというものは馬鹿になりません。
たとえば、300万円の信用取引である株を買っているとします。この場合の金利コストは建て玉金額×2.5%(信用金利)÷365=1日に発生する信用金利となります。仮に300万円だとすると1日に発生する金利コストは約205円となります。
1日単位ではたいした金額ではないかもしれませんが、1週間保有すれば1400円、1ヶ月なら6150円となってしまいます。
信用取引の売買手数料を考えると1日単位のごく短期の売買であれば別ですが、そうでない場合、取引手数料よりも金利のほうが高くつく可能性が高いです。ネット証券、証券会社を比較する場合は金利コストも重要視しましょう。
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