本記事中にはプロモーションが含まれます
NYC Photo

株式投資講座

株主の権利と義務

株式を購入して保有している人のことを【株主】といいます。株主になることでその企業に対しての様々な権利を得ることができます。ここでは、株主が持つ権利について解説していきます。また、株主になることで生じる義務も解説します。

ネット証券比較ランキング.com

株主の権利

株主には大きく「自益権」と「共益権」という権利があります。

自益権
・・・株主がその会社のオーナーとして経済的利益を受ける権利

共益権
・・・株主がその会社のオーナーとして経営に関与できる権利

自益権には、配当金を受け取る権利(利益配当請求権)や会社が清算するときにその会社の財産の分配を受けることができる権利(残余財産分配権)などがあります。

また、共益権には、株主総会で意見を投票できる議決権や、会社の経営者(役員)に対する任命権・解散請求権などがあります。もっとも、これらの共益権は1単位株につき1票となりますので、大株主ほどその権利を行使しやすくなります。

株主に義務はあるのか?

株主には色々な権利があることがわかりましたが、義務はあるのでしょうか?義務は一つだけあり、出資義務と呼ばれる義務です。ただし、これは株を買っている段階で既に果たしています。